渋谷区の税理士 柴田会計事務所 - 法人経営（株式会社設立等）のメリット・デメリット

法人経営（株式会社設立等）のメリット・デメリットについて

起業、すなわち新たに事業を始めようという場合には、株式会社を設立する等、法人での経営にするか、あるいは個人事業とするか決めなければなりません。
法人形態（特に株式会社）のメリットとしては以下のような点があげられています。

• 株主の責任が有限責任である
• 外部に対する信用力が相対的に高い
• 資金調達が比較的しやすい
• 役員に対して給料を支給できる
• 繰越欠損金を7年間控除できる(青色申告の場合)
• その他税金面、事業承継の場合などにおいても比較的に対策がしやすい等

他方、デメリットとしては以下のような点があげられています。

• 設立手続きに費用と手間がかかる
• 会計処理に厳密性が要求される
• 毎期利益がなくとも法人地方税均等割の納税がある
• 株式会社では役員変更の手続が必要（最長10年ごと）
• 交際費の損金算入について制限がある等

しかし、これらの点の中には個々の事業の性質、内容等に応じてその程度が変わってくるものもあり、一律に法人、個人どちらの形態が良いと決められるものではありません。すなわち、これらの点を踏まえつつ、それぞれの企業の実情に応じた選択をする必要があると言えるでしょう。

このような場合、まずは専門家に相談してみる事が肝要です。税理士は、税金の事のみならず会計、経営等企業のことに関する専門家です。どうぞお近くの税理士事務所にご相談ください。それが最良の選択への一番の近道です。

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