こんにちは、渋谷の税理士です。今年は12月になっても割合暖かでしたが、さすがに朝晩は冷え込むようになりましたね。皆さん風邪等引いていないですか。税理士さんは相変わらず元気にバタバタ走り回ってます。相続税の試算の仕事も終了し、税務調査の対応の仕事の方も大体結論が出てあとは事務的手続のみとなってきました。年内で残るのはいよいよ年末調整ですね。これが結構大変なのですがね。
さてその税務調査のことですが、今年はどこも大変に時間が掛かるようになりました。実地の調査自体は今までと同じで、1日ないし2日で終わるのですが、そのあと税務署から連絡が来るのに少なくとも1ヶ月は掛かっています。そこから更に調査での指摘事項についてのこちらからの反論、話し合いとなる事もありますので、最終的に決着するまでに長い場合2ヶ月以上掛かっています。これまでは長くても1ヶ月くらいで終了していましたので、ずいぶん長く掛かるようになりましたね。
税務署の人たちもその点は気にしているようで説明をしてくれるのですが、どうやら税務署の内部の、手続き的な面が以前と比べると複雑になったようです。私、渋谷の税理士さんの事務所の顧問先の所へ来る人は、税務署の人でも上席とか、そうでなくとも席次が上のベテランの方が多いので、調査について経験不足で手間取ると言う事はないのですが、その後、お役所内での手続が大変と言う事ですね。
それで、もう少し詳しく聞いた所では、割合細かい所についても上司(この場合各部門の統括官になります)に報告をしないといけないと、さらに調査の際の指摘事項についてはきちんと文書化しておかなければいけない、と言うようになったようです。おそらく後日になって税務署を相手に裁判を起こされた場合にも対応できるように資料として残しておこうと言う事なのでしょうか。